＜＜♪フランス・サン・フェリックス・ロラゲ・編♪＞＞
さて、翌日、トゥールーズへ向けて出発。といっても飛行機で2時間弱で到着。近い。
機内では、英語とフランス語両方でアナウンスがあって「なるほど」でした。
夢にまでみたフランスの地を、踏みしめながら。。。
早速セヴラックの故郷、サン・フェリックス・ロラゲへ。
レンタカーを借りていたのですが、何しろ初めてづくし。。。
トゥールーズから車で約1時間のところ、何時間もかかって到着。外はもう真っ暗でした。
向こうは、回りの車のスピードがおそろしく速く、こわかったですよ。
雪も降っていて、寒い。
宿泊したオーベルジュは、舘野泉先生がいつも宿泊されているところと同じ宿。
ここのレストランが、ミシュラン一つ星を獲得したとても評判のよいところ。
コース料理を頼んでみました。
本当に美味しくて美味しくて食べきれないほどでした。
デザートまで何とかいただきましたが。
部屋にはエアコンなどなくて寒かったので、フロントへ言うと、ヒーターを貸してくれました。
ありがたかったです。おかげでぐっすり眠れました。
翌日、目が覚めると、外は雪が舞っています。
どんどん降ってくる。。。でもこんな風景は貴重です。
のちのセヴラックの曲を弾く際にどれほど参考になったか！なのです。
フロントで、マダムとお話できました。
「昨日の夕食はどうでした？」って聞かれたので「C'est delicieux!（とてもおいしかったです）」って
言ったら「ありがとう」って。
「セヴラックの生家に行きたいのですが」訪ねてみたら
（拙いフランス語を）すぐ分かってくださって、
「舘野先生知ってる？」って逆に聞かれてしまいましたよ。
「いつも来てるわよ～」って。
なんかニッコリ（*^_^*）。
「5年くらい前に日本のセヴラック協会の人たちがここに来てるんですけど」
っていう話（自分ではそう言っていたつもり）をしてみたら
「その時あなたも一緒だった？」って聞かれ「セヴラックのお孫さんには電話したの？」
「連絡して、居れば家の中に入れてもらえるわ」って。
残念ながら「Non」でしたが。
フランス語で会話できるなんて～～～。感激でした。（そっちかい！）
「夏にはひまわりがたくさん咲いて綺麗なのよ～」って。
そう、オーベルジュの壁にもひまわり畑の写真が飾られていて、
今度訪れる時は、ぜひ、セヴラックの誕生日に来たいなぁと思い、
その場をあとにしました。
しかし、雪が積もっているではないですかっ。
マダムに話すと、「（車）ゆっくり走れば大丈夫よ」って。
う～～ん、心配だ。
とても小さな町で、歩いて1周できるくらい。
ここを訪れたことのある友人から前もって聞いていたのでぐる～っと歩いてみました。
人通りもほとんどなく、繋がれていない大きな黒いワンちゃんに出会いました。
オフィス・トゥーリズムも午後にならないと開かない。
近くには、パン屋さん、コンビニのような店、ギャラリーも2つほどあって
幼稚園もあり。
教会が目の前にあり、ミサが開かれていたこの日は日曜日。鐘の音も聞くことができた。
セヴラックもこの音を聞いていたんだろうな。
←ここがセヴラック生家（本で見るのと同じです）
↑このへんも夏にはひまわり畑なのでしょう
地平線が見え広々とした風景は大好き
子どもの頃行った祖母のいた田舎を思い出します
真冬でも草木は枯れず碧々としています
その後、トゥールーズへ。
が、やはり予想通り、日曜日の午前は、どこも開いておりません。
寒さが身にしみます。だって連日の氷点下。しかも雨か雪。
夕方のTGVでボルドーへ行く予定ですが、このあたりで精神的に参ってました。
憧れの地を訪れたのにね。
本当に次回は夏に訪れたい。
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